導入|日本を代表するAI開発企業の全貌
AIソリューションの導入を検討する大手・中堅企業の担当者にとって、「どのAI開発企業を選ぶべきか」は、今後の事業成長を左右する重大な決断です。PoCで終わってしまう失敗事例、導入後の効果が見えない、費用対効果が不透明――こうした課題に直面する企業は少なくありません。
本記事では、東証プライム上場のAI開発企業「PKSHA Technology(パークシャ・テクノロジー)」について、企業概要から導入実績、強み・弱み、実際の導入企業の評判、最新ニュース、費用感、そして「どんな企業が導入すべきか」まで、AI開発ベンダー選定に必要な情報を網羅的に解説します。
AIベンダー比較、AI導入失敗回避、PoC成功のポイント、生成AI活用、チャットボット導入、音声認識システム、FAQシステム選定など、担当者が検索する重要キーワードを踏まえながら、PKSHA Technologyが本当にあなたの企業に適したパートナーなのかを判断できる材料を提供します。

企業概要|東大発・トヨタも出資する上場AI企業

基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社PKSHA Technology(パークシャ・テクノロジー) |
| 設立 | 2012年(2014年に現社名へ変更) |
| 代表者 | 代表取締役 上野山勝也 |
| 本社所在地 | 東京都文京区本郷2-35-10 本郷瀬川ビル5F |
| 上場市場 | 東京証券取引所プライム市場(証券コード:3993) |
| 資本金 | 約25億円 |
| 従業員数 | 120名(連結ベース、2025年時点) |
| 平均年齢 | 35.4歳 |
事業内容
PKSHA Technologyは、「未来のソフトウエアを形にする」というミッションのもと、以下の技術領域でAIソリューションを提供しています:
主要技術領域:
- 自然言語処理(NLP)技術:チャットボット、FAQ検索、音声認識
- 画像認識技術:製造業の外観検査、医療画像解析
- 機械学習/深層学習技術:予測分析、推薦システム
事業セグメント:
- AI Research & Solution事業:企業ごとの課題に合わせたカスタムAIソリューション開発
- AI SaaS事業:PKSHA ChatAgent、PKSHA FAQ、PKSHA Speech Insightなどの汎用AIプロダクト
業績推移

2025年9月期(FY2025)連結業績:
- 売上収益:217億7,100万円(前年比28.9%増)
- 事業利益:39億2,200万円(前年比25.6%増)
- 最終利益:26億8,000万円(前年比28.9%増)
2026年9月期(FY2026)業績予想:
- 売上収益:350億円(前年比60.7%増)見込み
- 最終利益:28億5,000万円(前年比6.2%増)見込み
3期連続で過去最高益を更新中であり、AI市場の成長とともに急拡大を続けています。日本のAI企業売上高ランキングでは第2位にランクインしています。
技術的背景・強み

PKSHA Technologyの創業者である上野山勝也氏は、東京大学大学院で機械学習の博士号を取得し、東京大学松尾・岩澤研究室(松尾研)出身という強固なアカデミックバックグラウンドを持ちます。松尾豊教授(日本ディープラーニング協会理事長)が技術顧問を務めており、最先端のAI研究と社会実装を橋渡しする存在として知られています。
また、2017年にはトヨタ自動車から10億円の出資を受け、自動運転やコネクテッドカー分野での共同研究を推進。大手企業との資本・業務提携により、信頼性と実績を積み上げています。
導入実績|1,500サイト以上・大手企業が続々採用
PKSHA Technologyは、金融、製造、不動産、通信、教育、小売など幅広い業界で1,500サイト以上の導入実績を誇ります。特に大手企業・上場企業からの信頼が厚く、以下のような著名企業が導入しています。
主要導入企業(一部抜粋)
金融業界:
- 株式会社北國銀行:PKSHA Speech InsightでACW(After Call Work:通話後処理)を約30%削減
- 三井住友海上火災保険株式会社:PKSHA VoiceAgentで年間15万件の受電対応を自動化、完結率60%達成
製造・メーカー:
- 三菱自動車工業株式会社:PKSHA FAQでナレッジ一元化と検索性向上
- 株式会社アーレスティ:PKSHA AI HelpdeskでRAG活用、1,500名のナレッジ探索を効率化
不動産・建設:
- 住友不動産株式会社:PKSHA Speech Insightでオペレーター応対件数20%増を実現
- 三井不動産株式会社/三井不動産ビルマネジメント株式会社:PKSHA AI Helpdeskで年間4,080時間の問合せ削減見込み、グループ横断で社長賞受賞
通信・IT:
- 株式会社NTTドコモ:PKSHA ChatAgent導入
- イッツ・コミュニケーションズ株式会社:PKSHA Speech Insightで通話ログの応対評価向上
コンサルティング:
- アビームコンサルティング株式会社:PKSHA AI Helpdeskで7,500名の問合せを9割自動化
小売・サービス:
- 株式会社LAVA International:PKSHA FAQで月9万件の電話窓口撤廃、人件費半減
- ぴあ株式会社:PKSHA FAQで0件ヒットが6%ポイント超改善
導入効果の具体例
| 効果指標 | 具体的数値 | 導入企業例 |
|---|---|---|
| 問い合わせ削減率 | 50%〜90% | タレントアンドアセスメント、アビームコンサルティング |
| 業務効率化 | ACW時間30%削減 | 北國銀行 |
| 応対能力向上 | 応対件数20%増 | 住友不動産 |
| コスト削減 | 人件費半減 | LAVA International |
| 時間削減 | 年間4,080時間削減見込み | 三井不動産グループ |

強みや弱み|技術力とSaaSの両輪戦略

強み
1. 日本語処理の圧倒的精度
PKSHA Technologyの最大の強みは、自然言語処理(NLP)における日本語精度の高さです。ビッグデータを活用した独自の辞書データと言語資源により、少ない学習データでも高精度な対話・検索を実現します。グローバルな大規模言語モデル(LLM)では難しい日本語特有の表現やニュアンスを正確に捉えることができます。
2. 東大松尾研との連携による最先端技術
東京大学松尾・岩澤研究室との強固な連携により、最新のAI研究成果を迅速に社会実装できる体制が整っています。松尾豊教授が技術顧問を務め、アカデミアと産業界の橋渡し役として機能しています。
3. ソリューションからSaaSへのプロダクト化力
受託開発で得た知見をプロダクト化し、SaaSとして展開する「循環モデル」が確立されています。個別ソリューションで蓄積したノウハウを汎用プロダクトに昇華させることで、より多くの企業に高品質なAIを提供しています。
4. 業界特化型ソリューション開発力
金融、製造、不動産、通信など、業界ごとの特有な課題に合わせたカスタマイズ能力が高く評価されています。単なる技術提供ではなく、業界知識を持ったコンサルティング型のアプローチが可能です。
5. トヨタなど大手企業との資本・業務提携
トヨタ自動車からの出資をはじめ、多数の大手企業との資本・業務提携により、信頼性と実績を確保しています。上場企業としての財務基盤も安定しており、長期的なパートナーシップを結べる安心感があります。
6. 継続的な成長と収益性
2025年9月期の売上収益は217億円、事業利益率は18%と高収益を維持しながら、前年比28.9%の成長を達成。投資と収益のバランスが良く、持続的な成長が期待できます。
弱み・課題
1. 海外展開の弱さ
国内市場では圧倒的な存在感を持つ一方、海外展開は積極的ではなく、グローバル市場での実績は限定的です。国際競争力という観点では、米国や中国のAI企業に比べて劣ります。
2. 汎用LLMの台頭による差別化リスク
ChatGPTやGeminiなどの汎用大規模言語モデルの性能向上により、独自アルゴリズムの差別化が難しくなる可能性があります。今後は、アルゴリズム単体ではなく、業界特化型のデータセットやワークフロー統合で差別化を図る必要があります。
3. 初期費用・導入コストの高さ
エンタープライズ向け製品のため、初期費用が130万円〜、月額費用が10万円〜25万円と、中小企業にとってはハードルが高い価格設定です。
4. 導入後の運用サポート依存度
高精度なAIを実現するには、継続的なチューニングとデータ学習が必要であり、運用フェーズでのサポート依存度が高い傾向があります。
特徴、導入企業の評判|実際の発注担当者の声
製品の特徴
PKSHA Technologyは主に以下のAI SaaS製品を展開しています:
| 製品名 | 主な機能 | 特徴 |
|---|---|---|
| PKSHA ChatAgent | AIチャットボット | 国内シェアNo.1、高精度な日本語対話エンジン、24時間365日対応 |
| PKSHA FAQ | FAQシステム | 導入実績1,500サイト以上、AIによる自動FAQ推薦・検索 |
| PKSHA Speech Insight | AI音声認識 | コンタクトセンター特化、リアルタイム書き起こし、ACW削減 |
| PKSHA AI Helpdesk | AIヘルプデスク | 社内問い合わせ自動化、RAG活用、Teams/Slack連携 |
| PKSHA VoiceAgent | ボイスボット | 電話自動応答、完結率60%〜83%の高精度 |
実際の導入企業の声

【高評価ポイント】
導入効果について(ITreview、BOXIL SaaS、導入事例より)
「日本語精度が他社のチャットボットより明らかに高い。誤回答が少なく、顧客満足度が向上した」(製造業・従業員500名)
「3ヶ月で問い合わせ60%削減、想定以上の効果。コンタクトセンターの負荷が大幅に軽減された」(金融業・従業員1000名)
「バージョンアップの頻度も高く、年々便利になっていく。長期的に付き合える信頼性がある」(通信業・従業員300名)
サポート体制について(ITreview、BOXIL SaaS)
「初期設定のサポートが手厚く、社内リソースが少なくても導入できた。専任担当者が月次で改善提案をしてくれる」(小売業・従業員200名)
「本邦のFAQシステムの中でサービスの安定感と使い勝手は頭一つ秀でている。初期設定やユーザ教育の両面で最小の労力でFAQシステムを導入できた」(IT業・従業員500名)
費用対効果について(導入事例、ITreview)
「初期費用は高いが、年間で人件費500万円削減できた。1年でROI回収、2年目以降は純粋な利益貢献」(不動産業・従業員800名)
「電話窓口9万件を撤廃、人件費が半減。投資対効果は非常に高い」(サービス業・LAVA International)
【課題・注意点】
価格について(ITreview、BOXIL SaaS)
「中小企業には初期費用が負担になる。予算が限られている場合は他の選択肢も検討すべき」(製造業・従業員50名)
「月額費用が想定より高く、予算調整が必要だった。費用対効果を慎重に見極める必要がある」(小売業・従業員100名)
運用について(導入事例インタビュー、ITreview)
「精度を上げるには継続的なデータ追加が必要。完全自動化は難しく、人との協働が前提」(金融業・従業員500名)
「以前は出力されるCSVが同じ名前だったので複数のレポートを連続でチェックする時は開かないで消してからまた取り直すという面倒な工程があった」(※現在は改善済み)(IT業・従業員300名)
導入企業の満足度データ
| 評価項目 | スコア(5点満点) |
|---|---|
| 総合評価 | 4.2点 |
| 機能満足度 | 4.5点 |
| サポート満足度 | 4.3点 |
| 価格満足度 | 3.8点 |
| 導入効果 | 4.4点 |
※ITreview 49件のレビューに基づく(2026年1月時点)
ニュースリリースの抜粋|2026年の最新動向
2026年 年頭所感「AIが人と人の『間』をつなぎ直す時代へ」

発表日: 2026年1月5日
上野山勝也代表取締役は、2026年の年頭所感で「コネクティブAI(Connective AI)」という新たなコンセプトを発表しました。
主要ポイント:
- 2025年の振り返り: 生成AIの基盤モデルを巡る競争は一巡し、AIは「どれだけ賢いか」から「どのように社会で役に立つか」へ主戦場が移行
- AIエージェントの現状: 特定領域(ソフトウエア開発、コンタクトセンター業務、会議、社内業務自動化)で成果が出始めているが、単独で業務完結できる領域は限定的
- 人との協働の重要性: 「AI Powered Worker(AIにより生産性・創造性が高まった人)」事業セグメントを新設
- フィジカルAIへの展開: センサー、ロボティクス、現場データと接続したAIで、現実世界の意思決定や行動を変革
- コネクティブAIの思想: AIが人と人の「間」に入り、関係性をなめらかにつなぎ直すことを重視。人を置き換えるのではなく、コミュニケーションを支え、関係性の質を高める触媒として機能
PKSHAグループとシノケングループが「セールスAIエージェント」を提供開始

発表日: 2026年1月9日
不動産投資営業における顧客対応を24時間体制で支援するセールスAIエージェントを開発。2025年5月から開発着手し、実証実験を経て提供開始。
三井不動産リアルティへ「PKSHA AIヘルプデスク」を導入

発表日: 2026年1月13日
月間3,000件の社内問い合わせに対応し、業務効率化を実現。大手不動産企業での導入拡大が進んでいます。
PKSHA・松尾研究所 共同調査|AIエージェント導入状況

発表日: 2025年10月1日
大企業の管理職を対象にした調査結果を発表:
- AIエージェント導入率: 約1割
- 導入企業の効果実感: 9割が事業貢献を実感
- 成功の鍵: 外部パートナーとの「共創」が重要
この調査結果は、AI導入の課題として「社内のスキル不足」と「セキュリティ懸念」が上位に挙げられていることも明らかにしました。
AI UXソリューション提供開始

発表日: 2025年12月23日
エクストーンと連携し、生成AIとユーザー体験設計を融合した「AI UX」ソリューションの提供を開始。単なる技術提供にとどまらず、UXデザインを含めた包括的なAI導入支援を展開しています。
費用の推測|初期費用・月額料金・PoC・受託開発の相場

PKSHA Technologyの費用は、SaaS製品とカスタム開発(受託開発・PoC)で大きく異なります。エンタープライズ向けのため、個別見積もりが基本ですが、以下が一般的な相場です。
1. SaaS製品の料金目安
| 製品名 | 初期費用 | 月額費用 | 備考 |
|---|---|---|---|
| PKSHA FAQ | 130万円〜 | 10万円〜25万円 | 閲覧数に応じて変動 |
| PKSHA ChatAgent | 35万円〜 | 15万円〜50万円 | 対話数、カスタマイズ範囲により変動 |
| PKSHA Speech Insight | 個別見積 | 個別見積 | コンタクトセンター規模、通話数に応じて変動 |
| PKSHA AI Helpdesk | 個別見積 | 個別見積 | 社員数、問い合わせ件数に応じて変動 |

PKSHA FAQの詳細料金プラン
| プラン | 月額費用 | 初期費用 | 閲覧数 |
|---|---|---|---|
| エントリープラン | 10万円 | 130万円 | 1万未満 |
| スタンダードプラン | 25万円 | 130万円 | 10万未満 |
2. PoC(概念実証)費用

費用相場:100万円〜500万円
期間:2〜3ヶ月
PoCは、本格開発に先立ち、AI導入の実現可能性を検証する段階です。小規模なプロトタイプを作成して技術的課題や効果を確認します。
費用の内訳:
- エンジニア人件費:30万円〜40万円/月 × 2〜3ヶ月 × 1〜2名 = 60万円〜240万円
- データ収集・アノテーション費用:20万円〜100万円
- インフラ・API利用料:10万円〜50万円
- コンサルティング費用:10万円〜100万円
PKSHA Technologyの場合: NTTドコモの導入事例では、PoCを2021年7月〜10月(約3ヶ月)実施し、その後本番システム開発へ移行しています。
3. 受託開発(カスタムAIソリューション)費用

費用相場:300万円〜2,000万円以上
期間:3〜12ヶ月
受託開発は、企業固有の課題に合わせたフルカスタムのAIシステム開発です。
開発タイプ別の費用相場:
| 開発タイプ | 費用相場 | 期間 |
|---|---|---|
| AIチャットボット開発 | 200万円〜500万円 | 3〜6ヶ月 |
| 画像認識AIシステム | 100万円〜800万円 | 3〜6ヶ月 |
| 需要予測・最適化AI | 300万円〜1,500万円 | 6〜12ヶ月 |
| AI活用の業務自動化システム | 500万円〜2,000万円 | 6〜12ヶ月 |
| AIカスタマーサポートシステム | 300万円〜1,000万円 | 3〜6ヶ月 |
人件費の計算式:
費用 = 月額80万円〜250万円 × 人月
※人月単価80〜250万円はエンジニア1人あたり1ヶ月作業した場合の費用
PKSHA Technologyの場合: エンタープライズ向けの高度なカスタマイズを行うため、人月単価は150万円〜250万円が想定されます。
4. コンサルティング費用
費用相場:40万円〜200万円
期間:1〜3ヶ月
AI導入戦略の策定、現状分析、ロードマップ作成など、初期段階のコンサルティング費用です。
PKSHA Technologyの場合: 導入コンサルタントが伴走するため、初期コンサルティング費用は50万円〜200万円が想定されます。
5. 運用・保守費用
費用相場:月額10万円〜50万円
継続的なメンテナンス、データ追加、チューニング、サポートにかかる費用です。
PKSHA Technologyの場合:
- 定期的なアップデート
- 専任担当者による月次改善提案
- データ追加・再学習サポート
費用の特徴
初期費用が高い理由:
- 業界特化型のカスタマイズ
- データ学習・チューニング作業
- システム連携・導入支援
- 専任コンサルタントによる運用サポート
総費用の目安(3年間):
| 導入規模 | 初期費用 | 年間運用費 | 3年間総額 |
|---|---|---|---|
| 小規模(SaaS導入のみ) | 130万円〜200万円 | 120万円〜300万円 | 490万円〜1,100万円 |
| 中規模(SaaS+軽いカスタマイズ) | 300万円〜600万円 | 180万円〜600万円 | 840万円〜2,400万円 |
| 大規模(フルカスタム受託開発) | 800万円〜2,000万円 | 300万円〜1,000万円 | 1,700万円〜5,000万円 |
他社との価格比較
PKSHA Technologyの価格帯は、国内AI SaaS市場では中〜高価格帯に位置します。月額数千円〜数万円の低価格チャットボットと比較すると高額ですが、以下の点で差別化されています:
- 日本語精度の高さ(誤回答率が低い)
- エンタープライズレベルのセキュリティ
- 専任サポート体制(月次改善提案)
- 継続的なアップデート・改善
ROI(投資対効果)の観点では、問い合わせ削減率50%以上、ACW削減30%などの実績から、年間数百万〜数千万円のコスト削減効果が見込めるため、中長期的には十分な費用対効果が期待できます。
どんな会社が検討するといいか(向いていない会社)
PKSHA Technologyの導入を検討すべき企業
1. 大手・中堅企業で年間数千件以上の問い合わせがある企業
対象業種:
- コンタクトセンター運営企業
- 金融機関(銀行、保険、証券)
- 不動産・建設業
- 製造業(カスタマーサポート部門)
理由: 問い合わせ件数が多いほど、AI導入による削減効果が大きく、初期費用を回収しやすい。
2. 高い日本語精度が求められる業界
対象業種:
- 金融・保険(コンプライアンス重視)
- 医療・ヘルスケア(専門用語対応)
- 法律・士業(正確性が最重要)
理由: PKSHA Technologyの強みである日本語NLP技術が最大限活用できる。
3. 既存システムとの連携が必要な企業
対象業種:
- 基幹システム(ERP、CRM)と連携したい企業
- Microsoft Teams、Slack、UiPathなどとの統合が必要な企業
理由: エンタープライズ向けシステム連携の実績が豊富。
4. 継続的な改善・チューニングを重視する企業
対象企業:
- PoCで終わらせず、本格導入・運用改善まで伴走してほしい企業
- データドリブンで効果測定・PDCAを回したい企業
理由: 専任コンサルタントによる運用サポート体制が充実。
5. 上場準備中・コンプライアンス重視の企業
対象企業:
- 東証プライム上場企業との取引実績を重視
- セキュリティ・個人情報保護が最優先
理由: PKSHA Technology自身が上場企業であり、大手企業との取引実績多数。
PKSHA Technologyが向いていない企業
1. スタートアップ・小規模企業(従業員50名未満)
理由: 初期費用130万円〜、月額10万円〜の投資に見合う問い合わせ件数・業務量がない可能性が高い。より低価格なSaaSサービスを検討すべき。
2. 月間問い合わせ件数が500件未満の企業
理由: AI導入による削減効果が小さく、費用対効果が合わない。人的対応や低価格ツールで十分。
3. すぐに成果を出したい・短期PoCのみの企業
理由: PKSHA Technologyの製品は、継続的なデータ学習とチューニングで精度を高めるモデル。短期での完璧な成果は期待しにくい。
4. 予算が限られている企業(年間予算300万円未満)
理由: 初期費用+年間運用費で最低でも300万円程度は必要。予算が限られている場合は他の選択肢を検討すべき。
5. 海外展開・多言語対応が主目的の企業
理由: PKSHA Technologyの強みは日本語処理。英語・中国語などの多言語対応では、グローバルAIベンダーの方が適している。
6. 完全自動化・100%の精度を求める企業
理由: 現状のAI技術では、人との協働(ヒューマンインザループ)が前提。完全自動化は現実的ではない。
導入前のチェックリスト
PKSHA Technology導入を検討する際は、以下を確認してください:
- ✅ 年間問い合わせ件数は5,000件以上あるか
- ✅ 初期費用130万円〜を投資できる予算があるか
- ✅ 継続的な運用改善に社内リソースを割けるか
- ✅ 既存システムとの連携要件は明確か
- ✅ PoC後の本格導入を前提としているか
- ✅ 効果測定のKPI(問い合わせ削減率、ACW削減時間など)を設定できるか
まとめ
PKSHA Technologyは、東証プライム上場、東大松尾研発、トヨタ出資という強固な基盤を持ち、日本のAI開発企業の中でもトップクラスの技術力と実績を誇ります。
特に向いている企業:
- 年間5,000件以上の問い合わせがある大手・中堅企業
- 日本語精度・コンプライアンスを重視する金融・医療・法律業界
- 初期費用300万円〜、PoC含めて500万円〜の予算を確保できる企業
向いていない企業:
- 従業員50名未満の小規模企業
- 年間予算300万円未満
- 短期成果を求める企業
AI導入の成功には、自社の課題・予算・体制とベンダーの強みが合致しているかを冷静に見極めることが重要です。
【記事作成者情報】
本記事は、AI開発企業選定に必要な情報を網羅的に提供することを目的とし、公式サイト、IR情報、導入事例、口コミサイト、プレスリリースなど、複数の信情報源をもとに作成されています。
料金の推測など、実際の費用感とは異なる場合がありますので、正確なお見積もりを知りたい方は、株式会社PKSHA Technologyまで直接お問い合わせください。
【免責事項】
料金・サービス内容は2026年1月時点の情報であり、変更される可能性があります。導入検討の際は、必ず公式サイトまたは営業担当者に最新情報をご確認ください。


